電子メディアのある「日常」 | べっち、netsocブログ!

電子メディアのある「日常」


子供・若者の電子メディアライフをどう見るか‐新時代の生徒指導‐

電子メディアに囲まれた子供たち・若者たち

ポケベルから携帯電話へファミコンからプレイステーションへ
日本の子供は日進月歩の進歩を遂げるさまざまな電子メディアに取り囲まれて生活している。

「電子メディア恐怖論」の鋼材

文部科学省もゲームの能への影響を図るべく。大規模な調査を始めた。攻撃的なプレイの多いゲームソフトが。子供たちの攻撃性を高めるのではないかという議論はかなり前からある。
確かに、その種の事件は新聞などでさまざまに取り上げられており、その不安が現実のものであることは確かであろう。しかし、世界的に看ると、20代の殺人が極めて少ない。

「日常としてのメディア・ライフ」とは何か?

人々の生活の中での電子メディアりようについてさまざまな媒体で語られる際に、しばしば用いられる。日常のメディアを使った生活。
携帯を消滅させても、携帯に代わるものがあればそれに飛びつくだろう。
「積層性」=新たなメディアが導入されると、古いメディアと共存することで、社会空間はそれだけ多重化されていく。

中高生のケータイ利用と友人関係

携帯利用をどう見るか?
中高生の携帯利用概要
二重構造における中高生のコミュニケーションの特徴
友人関係から見た携帯問題

メールで人間関係はどう変わる?‐メル友とのつきあい方‐

「n×nメディア」としての携帯・インターネット
n×nメディアの功罪と若者
「メル友」と不特定多数との交友
顔の見える/見えないネットワーク
「選択」される関係性と自己

大学生の携帯事情

「大学生」という立場と社会的立場と携帯


携帯は様々な使われ方をしているが、そのつかわれ方を大別すると、「道具利用」と「表出的利用」に分けられる。「道具利用」とは、連絡や報告など要件を相手に伝えるために携帯を利用することである。「表出的利用」とは、特に用件はなく、相手と話すること事態に目的がある携帯利用である。

どちらが多いかは社会的立場によって変わる。


大学生の携帯利用の背景


携帯は必需品。所有率97,6%となってる。

時間もお金もあるから。


大学生の携帯利用の実際


友人との接触機会が減っていく中で、大学生にとって携帯を通したコミュニケーションは、関係性を確認し、維持するために重要となってくる。換言すれば、特にこれといって用件があるわけでもないが、友達と何か話すという携帯の「表出的利用」の重みが増してくるのである。

「道具的利用」では、大学の授業に関することである。休講連絡など…。2つ目は、サークルやアルバイト等の課外活動の連絡に関することである。3つ目は、進路等に関わる連絡である。


携帯がないと困ること/あると困ること


・ないと困ること

  授業やサークルなどの学生生活を円滑に営めない。

  進路選択も十分でなくなってしまう。

  会えない人が出てくる。
  あると困ること

・ぶしつけな接近

  つながりへの強要…ML等

  返信への呪縛



『メディアのある「日常」』
2004年7月12日
編著者 酒井朗・伊藤茂樹・千葉勝吾
学事出版株式会社